June 20, 2009
サラウンド フィールド レコーディング@高麗山 Part.1
2009-06-20@神奈川県 高麗山(こまやま)〜大磯 こゆるぎの浜
今日は神奈川県の高麗山へフィールドレコーディングに行ってきました。今日最初に録音したのは電車の通過音でした。やる気がみなぎっていたためか、結局ここが今日のフィールドレコーディングで一番時間を費やした場所となりました。今日は日差しが強かったため、帽子を持ってこなかったことを早くも後悔。更に蚊の大群に囲まれ大変でした。これからの季節は虫よけが必需品ですね。
高麗山には、道が険しい「男道」と比較的緩やかであろう「女道」の二つのコースがありました。僕らは話し合い、5秒で「女坂」を進むことを決断。それでも十分険しい道に感じましたが、後から「男坂」を通ってきた小学生の大群に抜かされ、複雑な気分に。フィールドレコーディングには体力も必要です。
山の中がカラスの大合唱だったことは残念でしたが、頂上の展望台から見た景色は素晴らしかったです。森と海と町が一枚の絵に収まり、とても綺麗でした。頂上へは車でも来ることができるのでよかったらどうぞ。
山を下った後は住宅地を通り、途中で水の音などを録りながら大磯駅まで移動しました。本当は途中で公園に寄る予定だったのですが、見つけられず残念でした。駅では、「録音することはタダだから、どんどん録ったほうがいい」というありがたい言葉を聞き、自分も共感しました。
駅を出発するとすぐに見えてくるのは湘南の海。広いビーチでは、水中マイクも使い、サラウンドで波の音を録音しました。しかし、海に近付き過ぎたため、Macが波にのまれそうになり焦りました。マイクスタンドが波にのまれても倒れなかったことは幸いでしたが、今度からは潮の満ち引きも計算しなければなりませんね。ビーチでは他にも砂浜を歩く足音を3パターン録音しました。
今回一番勉強になったことは、音を出す物の大きさによってマイクの角度を変えるということでした。電車のような大きな範囲から音が出る場合と、足音のように狭い範囲から音が出る場合ではマイクの角度の工夫が必要です。以上。
収録ポイントの写真と地図
サラウンドフィールドレコーディングガイド ***
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