June 7, 2009

サラウンド フィールド レコーディング@御岳山 Part.1



Nanayo waterfall 七代の滝:2009-06-06@東京都青梅市 御岳山
* 視聴ファイルはステレオです。

今回が初めてのサラウンド フィールド レコーディングでしたが、まず荷物を持ち、目的地へ着くまでが大変でした。基礎体力も音録りには重要だと実感しました。

川や滝を録る時に感じたのは、目を閉じて聴いた時の音と、実際の音は全く違うという事です。川の音も、水量が多いと、見ている時はとても気持ちよいのですが、目を閉じて聴くと、テレビのザーッという雑音にしか聞こえなかったり、、、小さく穏やかな音の方が、流れを伝えるには適していると思いました。後々教えて戴いてわかったのは、立体感を出すためには上下や左右の音をうまく使うと良いという事です。川ならば右、中心、左の違う音の異なる音の聞ける場所を見つけ、自分の好きな音を中心にして録ると良いそうです。滝ならメインの滝の音の他に、落ちたところの細かい音や水中マイクを使うことで、立体感が出るのだそうです。

今回装備で必要だと感じたのは靴、腕時計、着替えです。特に今回は雨のせいで、木の根がよく滑り大変でした。また、携帯の充電が切れてしまい、時間がわからなくなってしまいました。音録のクレジットを入れる際時刻も入れるので、腕時計があった方が便利です。そして、雨の場合カッパを着用し、重装備で歩くので汗もかきやすく、着替えも必須です。ちなみに傘は装備を持ち歩く際邪魔になり、また忘れやすいので折りたたみをお勧めします。逆に滝は思っていた以上に寒く、じっとしているとすぐ寒くなってしまいました。フリース系やカイロも必須だと思います。他にも水中マイクを拭くタオルなどもお勧めです。滝近くに荷物を置いておくと濡れるので、それを拭く際にも利用できます(チャックを開けっ放しにしておくと中も濡れるので要注意です)。

初めてのフィールドレコーディングでしたが、充実した1日で色々学びました(まだ書いてないこともたくさんあります)。偶然昼過ぎにも関わらず、野鳥も鳴いていて、良い音が録れました。また次回参加をして経験を積みたいと思います。
By.{ Hasegawa }@surround2011.org

収録ポイントの写真と地図
サラウンド フィールド レコーディング@御岳山 Part.2

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