6/8 2mixの作成・サラウンド音源としてLogicへの起こし
素材が完全にそろったので2mixを作成しました。でもよく聞くと再録したボーカルのピッチが荒れていたりしたので細かな所だけピッチシフトで調整をしました。
ピッチシフトはこり出すときりがなくて結局直したり聞いたりで4〜5時間ピッチシフトの作業に時間を割いてしまいました。
またLogicへのデータの写しを行いました。前回のSurroundDAW塾でサンプリングレート96kではLogicがクラッシュして動かないかもしれませんよ?という意見を頂いた通り波形を貼る時点でクラッシュが起きて強制終了させられてしまいました。対処として音源のサンプリングレートをProTools側で48kに落しデータを吐き出す事にしました。(ProToolsのコピーを保存でリージョンのサンプリングレートを選びセッションを新規で立て必要なリージョンのみエクスポートしました)ギターでマイクを複数立てて音色が決まっている音源は主の音を0dB、パンをセンターにし先にバウンスしました。
6/9 SurroundでのMix・2mixのマスタリング
2mixでマスタリングの作業を行いました。初期のミックスであまりメーターと戦うよりマスタリングでミックスでしっかりバランス優先で作成し、マスタリングで音量をつめた方が良いと気づきました。ProToolsのマスタリング用のプラグイン(JOEMEEKBundle)を使用したのですがさすがマスタリング用で差が小さく敏感に出てくれる印象で非常に作業が楽に進みました。
ようやくのSurroundでのMixは、試しにデモを一つつくって先生に聞いていただいた所どこを向いても音が聞こえてしまっては広がり感をなかなか感じれない、音像は基本前方で組んであまり後ろを意識させない様にする、後ろにエコーを飛ばした方が位置感がはっきりする、ステレオの時のモノからステレオへの広がり感のような物が必要では?などアドバイスを頂きました。早速生かしてみようと思います。
もしかしたらどこかで広がりを出すのも必要かと思うんですが一つ飛び道具的なフックとなるエフェクトも必要な気がしてきました。
6/10 調節日
サラウンドに素材を起こして良く聞いていみるとノイズが乗っている所などを見つけたのでProtoolsに戻り、再編集して修正をしました。SurroundのMixの修正も行いました。センタースピーカーへの割り振りが難しくボーカルなどはセンターに寄せると芯がでてはっきり聞こえる様になりますが左右にふっている楽器などはセンタースピーカーの定位があると音像が曇りがちになり、逆に全く定位させないと中抜けしてしまうのでどの程度センタースピーカーこぼすかも考えながらmixしました。まだ良く解っていないのですがエフェクトの定位のさせ方が非常に難しいです。夜には音量が大体決まったのでオートメーションを書き込みました。位相の事を考えて全体的な位置感の変更はしない事にしましたが小さな差は付ける事にしました。Protoolsでなれていると作業もショートカットもLogicは全く違うので苦戦しました。
6/11
マスタリングをしようかと思いましたが本当はこの日に提出したかったので焦ってミスが起きても怖かったので最終チェックを行いました。Logicに移動してからMixの際にでたクリップノイズを見つけたので夜に再修正しました、音量感は多少減ったかもしれませんが歪まなくなっただけましだと思いますし、ダイナミクス系のエフェクトを全て検討し直したので音色の印象は変わったかもしれません。
DVD-Audioへのバウンスと確認をしましたがうまく焼き込めず約7枚のDVD-Rがゴミ箱へ消えました。ユニバーサルプレーヤーがアンプの上においていたら暖まってしまった事もあるようなので今更ながら横に置き換える事にしました。焼き込みをやっている間に書類を準備、提出は12日になりそうです。
6/12 最終提出予定日
焼き込みがうまくいかなかった原因は書き込み速度の問題で今までずっと4倍で書き込んでいたのですが早すぎたようでエラーばかりだったので等倍(1倍速)で焼く事にしました。
エラーは格段に減りました。提出しました。妙に緊張します。
今思うとセンターに置いたボーカルをもらしすぎてサラウンドにも少し出る様にしたんですがそこまで広げる必要はなかった様に感じます。
これからは書類作りのみです。以上で制作過程の様子の報告を終わろうと思います。
AES学生アウォードSurround音源の製作過程の様子 Part.1
AES学生アウォードSurround音源の製作過程の様子 Part.2
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