May 1, 2010

Stream Yakushima By Satoru Nakada: Touchstone of Field Recording フィールドレコーディング


Stream Yakushima By Satoru Nakada

サラウンド2011にはサラウンド フィールド レコーディングの暗黙のルールがあります。

・ 一番安い機材を使う
・ 電車やバスの公共機関を使う
・ 5チャンネルのサラウンドで収録する

そしてクオリティーは、中田悟さんのStream Yakushimaにサラウンドで越えるせまることです。*1

サラウンド フィールド レコーディングほとんどが失敗で、一度参加しただけで辞めるメンバーが多いのも難しさの証拠です。サラウンド寺子屋の帰りに沢口塾長に初心者向けの収録地を聞いたときに「(少し考えて)ないね。だから長年やってるんだよ。」と。 初代ロケハンの狼 MUSHも「難しいからやるんじゃないですか。釣りといっしょですぐに釣れるとおもしろくないでしょう。」と。*2 中田悟さんのStream Yakushimaはフィールドレコーディングの最高到達点の一つです。*3

Q:帰り道で機材を前にこの中で一番高価なものは? (フィールドレコーディングでのいつもの質問)
A:お金で買えない価値がある収録した素材です。すぐにバックアップを!

Q:レコーダーは収録するためのモノですか、それとも雨に濡れないように守るモノですか?(サラウンド2011だけの機材取り扱い方法)
A:その場で、その瞬間を記録できないものは機材じゃない。



*1 中田さんが世界各地で収録した自然音のDATテープが総計985本と書かれています。そして、その場所の内訳も。一番多い場所は屋久島247本。中田悟さんの音の世界(その3)
*2 レコーダーを持つと人が変わりまるで狼のように森に消えていく。2代目はもちろんnorthです。
*3 どうでした?と尋ねると、きまってにっこりして笑顔で、聴きます?とヘッドフォンを渡してくれるのだった。そして、耳をあてると、そこには宇宙が録音されていた。中田悟 自然録音のマエストロ、サウンドアーテイスト

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