Sanken WMS-5 (5.0 Surround Microphone)
東京都渋谷区にあるサイデラ・マスタリングのスタジオで、「サイデラ・モーニングセッション#023-サラウンド・フィールドレコーディング音源の視聴-」を行ないました。そこで視聴した音源を、サラウンド・カフェでも視聴を予定しています。
”今回は複数の録音システムで同時収録されたサラウンド・フィールドレコーディング音源を視聴しました。DPA5100 モバイル・サラウンドマイクロホン
A: Sennheiser MKH-30(双指向性)、MKH-60(超指向性)、MKH-70(狭指向性)の3本x2セットでフロントとリアを収録するシステム(ダブルMS方式+ハードセンター)
B: Sanken WMS-5(5.0chサラウンドマイクロフォン、ダブルMS方式)
C: CUW-180(X-Y方式x2セット+ハードセンター用マイク)
今回視聴したのは野鳥の声と、滝の音、波の音です。「(その場で)耳で聞くのに一番近い」「一番奥行きを感じた」「音だけで聴くならこれが良い」「こんな響き聴いたことがない!」など様々な意見をいただきましたよ!みなさんもぜひ自然の音に耳を傾けてみてくださいね。”(Saidera Mastering Blogより引用)
Surround Sound Microphone:HOLOPHONE H3-D
Surround Sound Handbook Chapter 5 サラウンド収音手法
Sanken CUW-180 Surround System
The Art and Practice of Multichannel Field Recording (October 10,2010 / AES 40thINTERNATIONAL CONfERENCE - WORKSHOP 8)
1 comment:
A:Sennheiser MKH-30(双指向性)、MKH-60(超指向性)、MKH-70(狭指向性)の3本x2セットでフロントとリアを収録するシステム(ダブルMS方式+ハードセンター)
B:Sanken WMS-5(5.0chサラウンドマイクロフォン、ダブルMS方式)
C:CUW-180(X-Y方式x2セット+ハードセンター用マイク)
各機種に特徴があり、マイクでここまで変わるかという驚きがありました。
甲乙付け難いですが、中でも一番良かったのは、Aのマイク。
映画音楽で使われてそうな、臨場感に重きをおいた表現になっていた。
編集で大いに作られた感じ。ただのアンビじゃなくなってました。個人的にマイクが表現力というものを持っていたんだといういい意味で驚きがありました。
ここは日本ですか?って感じ。
響きが凄い収音出来てた。
これはPMCありきなのかな??
Studio Jで聴いてみたいです。
PMCありきだとしたら、編集でここまで作らないとある意味リアルじゃないなと思った。
人間の耳より感度いい気がした。今までは、こんなに響きは普段は感じてなかった。リバーヴ気持ちいい。
Bは優等生!って感じでした。
すきがない。
各チャンネル同士の繋がりがとても良く、各音域間の音もまとまりがありました。
聴きやすいアンビに仕上がってた。あらあらしさはないけど、コンスタントにいい結果を返してくれそうな音。
音効的には一番使いやすい音なのではないか??
Cは高音域がとても奇麗に伸びていました。A,Bとは明らかに音色が違っていた。聴いててとても気持ちいい音です。
率直に言って、マイクでここまで変わるのは予想外でした。高級な音がするという事ではなく、マイクが意志を持って表現をしてる感覚を覚えた。
H2/H4を同じ場所で回しても多分信じてもらえない。そんな音場でした。明らかに違い過ぎる。技術でここまでの差を埋めるのは、難しいと思った。
レコーダー/Mic Preも最上級機種を使用して収音してたので、そこも影響あると思います。
マイクとレコーダーの組み合わせは大いに気になりました。
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