November 20, 2008

Surround@InterBEE2008 報告Part.1 サラウンドフィールドレコーディング機材


2008-11-19 (Wed)@幕張メッセ

*DPA5100 モバイル・サラウンドマイクロホン
Heavymoonさんのブースにありました。手軽さと軽量さが売りのようです。
見た目はちっさなクッションみたいでした。手に持ってもクッションでした。
残念ながら視聴は出来ません。
話を聞いたところ、DPA4060 (ミニチュアマイク)を少々改造して取り付けているそうです。
4060は元々無指向性なのでチューブを被せて指向性をつけてチャンネル毎の干渉を防ぐ、という手法が取られているとのこと。
カタログにはバッフルで仕切られている、と書いてありますがどちらなんでしょう。
LFEはフロントLRを合成。センターは好みのマイクを取り付けることが出来るそうです。
とにかく軽いというのが印象に残りました。

・Diameter W: 240mm (9.4 in) H: 140mm (5.5 in) D: 195mm (7.7 in)
・Weight 17.6oz / 500g
$3,699 / 352,800yen



*beyerdynamic : HeadzonePRO
TEACのブースで視聴できました。
超音波センサーがヘッドホンの上とモニター画面にそれぞれ2個づつ付いていて、
の動き(左右角度180度)を感知するそうです。
DSP処理をする専用の1Uユニットで音源の可聴帯域外の周波数にその動きのデータを載せて伝送するので、
通常のヘッドホン(センサーは別ですが・・)と通常の3Pケーブルで作動しているそうです。
今回の視聴はその効果が判り易いようにフロントのステレオ音源のみだそうです。

*サラウンド音源を聞けたのは、、、
T.C.Electoronicの京田さんがラウドネスレベルをモニター制御出来るソフトをデモンストレーションしていたブースでした。
三研でもモニター出来そうだったのですが時間が無くて聞けませんでした。

あと個人的に興味を引いたのは、
オーディオプロセッシングテクノロジー が扱うホロフォンmini。
・APB というとこの、通常のスピーカと平面スピーカを同時に使用して、主にPAで音のディテールをはっきり聞かせるという技。
・conisis というとこの、ヴィンテージNEVEの復刻の音。
・タグチ のブース。
・Meyer のドラのようなラウドスピーカ。
・三研 に置いてあったCO-100K開発の話が書かれたプリント。などなどです。
By.{Aoki}@surround2011.org

2008-11-21 (Fri) 1:00pm - 4:00pm Inter BEE でサラウンド関連(CMサラウンド制作国内の現状)のプレゼンテーションがあります。
2008-11-19(Wed)~20日(Thu) CMサラウンド作品のデモは国際会議場1階「101会議室」です。


DPA Microphones:Type5100 Mobile Surround Microphone
Audio Media reviews the 5100 Mobile Surround Microphone
フィールドレコーディング機材:Holophone H2 Pro Surround Sound Microphone
beyerdynamic: Headzone PRO
Holophone H4 SuperMINI Surround Sound microphone system
surround2011's Microphone Bookmarks

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