March 31, 2010
Surround Field Recording Zushi city Kanagawa Japan Vol2
2010-03-27 at Zushi city, Kanagawa, Japan
File name:S00150b_st.mp3
Recorder:Williams MMA(Multichannel Microphone Array) + Behringer B-5(Cardioid) + Edirol R-44*2 Edit by Logic Studio
行ってきました。地元のDeepな逗子、葉山へ。歩行距離20km
主要機材リスト:
Edirol R-44*2
Beringer B-5*5
自作マルチマイクアレイ
Zoom H2
Focuslite Saffire Pro
Macbook 2.15GHZ
Sennheiser HD25-1
Edirol R-44=96khz/24bit
Zoom H2=48khz/24bit
Saffire pro=96khz/24bit
土曜日の23:35分にJR逗子駅集合。
リアルタイムの天気予報をチェックし夜中は風が強い予報だったので、山突入コースから海で風を避けながら、波の音を収録しに行く。このルート変更の機転の利き方はメンバーのフィールドレコーディングを継続してきた経験が物を言ったと思います。
24時過ぎ逗子海岸到着。
風もなく、
何より思いがけずS/N比が素晴らしい!
波も凪で素晴らしい音場にとても興奮する。
すぐ後ろが国道なので、車の音が気になる…
その上、国道の後ろに崖がそびえたっているので、反響音がかなり残る…
しかし、交通量が普段の土曜に比べて少なかったので、運がよかった。
レコーダーも長めに録っておくようにした。
ポイント探しを終え、マイクテストを終え、モニターしてみると、叫びたくなるぐらいいい音でその場にいる空間自体を再現出来るのでは!というサラウンドの醍醐味を家でも味わえそうなモニターだった。しかもBehringer B-5で!!音楽は機材じゃない!脳みそのイメージを再現する能力だ!!
良い機材は確かに音質で圧倒されるけどね。
波打ち際で録る際は、波のグルーヴが沢山ありすぎるので、どの音にフォーカスするかをいつも以上にタイトに決めないと、いい録音は出来ないので、細心の注意を払い各マイクに音を当て込んで行く。Ls/Rsは今回はバックの国道沿いの車を狙った。反射したエンジン音とかも意識して減衰レベルとか明らかにわかるようにマイクの調整。イメージ的には波打ち際で体育座りをして自然にとけ込んでいる空間を収録した。
結局一時間ぐらい回して、日の出にあわせて二子山の野鳥の声を収録出来るように、山へ移動開始。森戸川沿いの入り口が土砂崩れってて、迂回ルートを選択。南郷山公園へ向かう。
こういう土砂崩れ情報とかはどこから事前に入手出来るのだろう?
自治体とかのHPからなのかな?
当日闇の中を歩いて、到着!と思ったら土砂崩れしてたのは、結構しんどいんで、事前対策しなくてはと思いました。今回のTipsその1。
南郷山の道程はハードコア過ぎたかも。
部分的には富士山と変わらない程の勾配だった。
でも、足腰を鍛えるのも今回の目的の一つなので、苦ではない。
前回の梅の木平でかなり足腰の筋肉が戻ったみたいで、すいすい行けた。
途中道に迷った。。。
暗いとわからなくなる。
ヘッドライトも足下しかわからない。
ほんとに闇だった。
腹立つぐらい冷えこんでいたので、早めに朝食。カップ麺。
暖かくておいしい。パワーが再び漲ってきた。
迷ったせいもあって、向かってる途中で明るくなってきたけど、ここまで冷え込んでたら、鳥はしっかり鳴いてくれないので、まあいい意味であきらめは出来てた感じ。
次来る事を想定して、地形の変化等に気を配りながらガーミンのGPSMAP 60CSxにポイントをCheckしていく作業を延々と行う。
最後の最後に、獣道で神奈川県鳥獣課の方にばったり出会う。
ここで、一時間ぐらいとてもとても有益で活きた地元の鳥の生態、マナー、ここで公開できないような深くおもしろい情報までをご教授してくださった!感謝です!!
確実に次に繋がる。ここに関してはロケハンをやる必要はもはやなくなった。w
やっぱり来てよかった!と今日も思えた。今回も最後の最後で現場マジック炸裂!!
DSDで収録してみたくなった。
KORG MR-1000欲しい。
KORG MR-2ってどうなんだろう?
Surround2011のポリシーに反するか。。。汗
帰りに逗子MacでMacにデータを保存して10:30頃解散。
編集は後日。
夜明けに鳥のさえずりをH2で収録した↓
Bird Singing at Zushi, Kanagawa, Japan by surround Engine
Memo:
1.防寒対策は、これは暑過ぎるのでは?と疑うぐらいが現地では丁度いい。
2.IKEAのビニールシート製の手提げ袋。
3.もはや、バックパックもある程度ハイスペックのものを個人的に導入した方がよいかも。
4.なぜなら疲労感が違い過ぎる=収録により集中出来る。10km勾配のきつい場所を歩いてからの収録は少しきついかも。
5.Zoom H2はすぐに録音できる状態でポケットにいれておく=突発的な音にすぐに対応するため。
6.風防付けると鳴りがタイトじゃなくなるので、付けないでどう風とうまく付き合うか。
話逸れるけど、ベルリンフィルの各楽器のシビアでタイトな鳴りが世界一のオーケストラという僕の中の評価なのでタイトさは大事にしたい。
7.自然/生き物の生態系を邪魔/壊さないように心掛ける。
8.現場に行ってみて経験して始めて体に取り込める情報が自分にとって一番重要な情報。
9.自分の録りたい音/音像のイメージと、現場の実際の音/音像とのギャップとの整合性は数をこなして、現場慣れしていくしかない。
10.やりたい事をやりたいように、好き勝手にやっていくだけだ。誰に何と言われようが。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment