March 10, 2011

Predators [Blu-ray] プレデターズのサウンドデザイン


以前劇場に観に行ったプレデターズ。最近エイリアンVSプレデターというスピンオフ作品も公開されていますが、この作品は正式なプレデターシリーズの3作目となります。
主演はエイドリアン・ブロディ。代表作の戦場のピアニストダージリン急行などの作品とはうって変わり、体つきはもちろん、にじみ出ている雰囲気も全く違う人物を思わせます。
記憶をよみがえらせながら、今回は Sound DesignerのPaula FairfieldさんとCarla Murrayさんのインタビューが載っている記事を読んでみました。読んでしまうと前半の内容がわかってしまう個所もありますのでご注意を。

・今回のプレデターズは1作目から約25年後の月日が経っており、全員が以前の作品に敬意を払って取り組んだ。
・プレデターの声は人や動物の鳴き声をスクラッチして作られている。特にsignatureプレデターの音は重要でSound supervisorのTim Rakoczyさんと協力し、テクスチャーやニュアンスを考えた。
・最初変哲のないジャングルでのアンビエンス(背景音)だったのが、自身の連れてこられた場所が特定されると、ジャングルからプレデター達の背景音にシフトさせている。その場を盛り上げ、ミステリアスにさせるアンビエンスを作成するのが楽しかった。

特に、序盤主人公が空から落下してくるときに使われたソニックレーダーやパラシュートのアラーム音は、後々より強調された(現実的で生々しい)音で鳴り、予兆として使われ意図的な音であるということは、鑑賞時全く気付かなかったため、印象に残りました。

また最後に"the original clicking sound" などでたびたび出てきたclicking、そして後半使われていた tonal bedsのちゃんとした意味をご存知の方も是非ご教授お願い致します。解釈が間違っていたら突っ込みお願い致します!

Tondichtung ”←Go HaseGawaの新しいブログはこちらです!

“Predators” – Exclusive Interview with Paula Fairfield & Carla Murray
プレデターズ ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]


2 comments:

Anonymous said...

"clicking-sound"

Go HaseGawa said...

なるほど…。単純なマウス等のクリック音だけではなく、電子的な音のものもあるのですね。少しclicking soundのイメージが掴めました。
ヒントをありがとうございます!