December 17, 2010

[Surround Terakoya]第69回サラウンド寺子屋に参加しました: 3D音響の最新動向 WFS技術とその応用例


2010年12月15日、TACセミナーと共同開催のサラウンド寺子屋に参加しました。
今回のセミナーはサラウンド寺子屋Ustreamアーカイブよりご覧いただけます。同時通訳付き。

テーマ:3D音響の最新動向 WFS技術とその応用例
講師:Max Holtmann (RMEテクニカルアドバイザー) 氏
■セミナー内容:
3D映像が普及されている今日、あらためて立体サラウンド音響が見直されています。
今回は、3-D音響システムの一つとしてWFS(波面合成音場創成)を応用した技術について紹介します。本勉強会では、Wave Field Synthesis理論についての説明、WFSシステムの紹介、導入メリット、導入例、今後の普及の可能性について、独国デトモルド大学トーンマイスターでありRMEテクニカルアドバイザーのMax Holtmann氏の来日を機会に講師に招き解説します。

■WFS(Wave Field Synthesis)とは:
WFSは、音声の伝わり方やその音を受け取る右と左の耳の間の遅延、空間サイズと合わせてリアルタイムで計算/レンダリングして、スピーカーアレイシステムに出力するという3D音響システム。
スイートスポットがないため何処の場所でもリアルなサラウンド効果が楽しめ、限りなく現実同様の音場空間を生成することができます。WFSを使った商用製品を開発する会社は既に世界で2社存在します。ドイツのIOSONO社、もう1社はスイスのSonic Emotion社で、両社とも異なるコンセプトに基づいたシステムを提案しています。(タックシステム株式会社セミナー情報より)
MEMO:
5.1chディスクリートのマスターからWFSの音源を作成することも可能。(Ustreamアーカイブ1:24:27〜)
新たな技術が出てきた時の、鶏と卵の問題。ビジネスモデルとしては?

サラウンド寺子屋Ustream Channel
サラウンド寺子屋Ustream Channel:サラウンド寺子屋塾について
サラウンド寺子屋サポータガイド
5.1サラウンド寺子屋の報告
サラウンド入門 著者:沢口真生、中原雅考、亀川徹 [目次]

No comments: