July 16, 2009

Surround field recording@二子山 Day3


二子山。自然が残ってる。

沢には、小魚×沢ガニ×蛙そして蛇。
このような自然が残ってて、生き物たちの息遣いとかも含めて場所の雰囲気が伝わる録音ってどんなものだろ?って考えるところからこの日の収録はスタート。

とりあえず映像情報を取っ払って聴いてみると、色んな音が鳴ってる。
頭の中で、イメージ先行で勝手に音の物語が作られていってた。
場所のグルーヴチェックのため、レコーダーを回しつつ、ヘッドホンからは聴かないで、現実音を集中して聴き続ける。10分ぐらい回す。
録音した音と聴き比べる。
自分の感覚の範囲で違和感がある、ないを選別。
グルーヴを掴めた感じはしなかったので、ポイントを変えて、再び同じように収録。

収録中に今日ほんとに自分の録音したい音がわかってきた。
もちろん、野鳥と沢の流れの収録なんだけど、そのなかでもどういう音の配置が自分的に感じる二子山なのかっていう意味。

2テイク録音して感触掴めたので、その感触を忘れないうちに、理想的な配置のポイントで収録したいと思いつつも、それなりにひかれるポイントに沢山遭遇して、あれもこれも収録してた。

最後のテイクが感触一番よかった。
時間をおいてプレイバックしてみたい。
違う発見があると思うし。


私的メモ:
足で稼げ。
Zoom H2はやっぱり使いやすい。今の自分はこういったお手軽な物にひかれている。大分指向が変わった??
あ、でもシンプルなっていう意味だ。
場の雰囲気を早い時間で感じとる力。

想像力。
現実音を忠実に再現出来る能力が身に付いたらどうなっちゃんだろう?
楽しすぎるんじゃないのか。

カクテルパーティ効果
ラウドネス曲線
聴覚情報と視覚情報の影響力
音の方向性と経験

久しぶりに次回はアレイ(Multichannel Microphone Array)を使ってみたくなった。サラウンドってなに?

Surround field recording@二子山 Day3 part.2
収録ポイントの写真と地図
サラウンドフィールドレコーディングガイド ***

1 comment:

Miyasaka said...

このレコーディングに参加した方で、現地の写真を持っている方いましたら、UPをお願いします。
当方が撮影した写真がなぜかエラー出まくりでPCに取り込めません。。