May 27, 2009

サラウンド フィールド レコーディング@鎌倉


去る2009-05-17に北鎌倉半蔵坊周辺で野鳥の収録を行ってきました。

どしゃ降りしてた中でも根性のある野鳥一匹ぐらいはいるだろうと思い、明け方車で出発。
とても霧が濃くて幻想的だった。

声を出してる鳥が皆無で粘る事1時間、鳥がさえずり始めました。
すかさずレコーダーを回し、収録。

収録ポイントがピンポイントではないので、非常に難しさを感じた。
ただ収録した感バリバリ。

ワンテイク収録した直後にどしゃ降って来たので、慌てて機材をしまい撤収。
車に戻ってカーステレオの爆音ですぐにプレイバック。
パワーのあるBOSEのスピーカーも手伝って相当気持ちいい。
鳥の気持ち、感情を想像してしまいました。
機会があったら収録後にカーステレオにて爆音でプレイバックおすすめです。

これかなり見えてくるものがありました。可視的な。現場の実際のあらゆる音が無造作にマイクに拾われているっていう。
フィールドレコーディングってモニター慣れるのに結構苦労すると思うのですが、収録後にすぐ爆音でプレイバックは情報量多くて有意義でした。音を客観的に聴きやすい。これ継続していけば、ヘッドホンモニターもかなり進歩すると。思う。

吹かれも爆音で聴くと相当迫力があって、これ加工しよって思う。

感じた事メモ。

今回の鳥は、鳴き方下手だった。
というより必死こいてる感じでした。
長い三脚があれば良かった。
→ガンマイクみたいに使って鳥により接近できる。
次は数匹、数十匹の鳥が応答しながら奇麗に鳴いてるシチュエーションを収録したい。

準備が大切ですね。。
収録の条件が悪い方が新しい発見や感じる事が多い。
鳥と一緒にその場の空間を共有出来てる事を実感しながら収録できるところとか。
自然と一体化しやすい。自分を空間に調律させる作業が意識しなくても自然にやれてる。
だから、想像力が沢山働いて楽しい。
鳥は朝飯もう食ったのかなとか。
フィールドレコーディングおもしろい

必死こいて鳴いてる鳥と空間を共にして、元気もらった。
改めて現場は最高ですね。情報量があまりにも違いすぎる。
伝えたい音をまっすぐに伝える能力とその難しさ。
音は生ものというより、生き物ですね。
大木に油性マジックで○○参上!て落書きがあった。(しかも関西弁!)
大爆笑、のち書いた人を哀れに。
体は音に対して常に無意識に応答してる事を実感
引っかかった音のある方向に無意識に視線が行ってた。
脳みそに電流が走ってるのか?
回想して気づきました。
ブログっていいもんですね。
映像と音は一心同体

たったの一時間ちょいの間だけど密度が濃いめ。
雨どうもです。
当日鳴いてくれた鳥ありがとうございました。(笑)

1 comment:

M-AQUA Live-Sound said...

私も、ライブレコーディングやフィールドレコーディングでの帰宅時に、爆音で聞いたりすることがあります。
また、R-44のスピーカーで聞くと、またMonitor用のヘッドフォンや、Recording用のモニターSPでは気づかなかった、違った面の問題に気付く事があります。