April 4, 2009

[Surround Review] IV / TOTO


Surround mixed by Elliot Scheiner
「高品質サラウンドでの最高のリイシューです」By William Fletcher
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3 comments:

kirimoto said...

TOTOのⅣというアルバムのSACDを聞きました。
個人的に2MIXも好きで家で聞くのですが2MIXとは違った新しい切り口で曲のMIXが作り直されているようでドラムなどの定位なども変わっていました。
またコーラスを(位相を逆転させて?)リアスピーカーでならしたり、金属系のパーカッションなどをリアスピーカーにまとめていたりとても面白いMIXになっていました。
なぜか右に何も音の入っていない(?)空間を作っていたり面白い発見もありました。

SACDという事で音がとてもクリアでとても感動しました。

AORの代表格で有名なTOTOですがあまりしつこ過ぎず程良く主張している感じが非常に良かったとも思います。

聞きながら皆で定位の事をレコーディング談議できた事も非常に為になったので今回来てとても良かったと思います。

aok said...

定位談義は熱かった。楽しかったです。
録っとけばよかったです。
そして全部書き起こせばよかったです。

M-AQUA Live-Sound said...

新録音と旧録音の談義になった。
あたりまえだが、周辺機器の発達が、音楽の感動の妨げになってしまう危機感を感じた。

5.1ch 2chどちらからミックスするかという談義になった。
内容はとても濃い物だったが一つあの場で進言しなかったことがあります。

エンジニアはどうしても孤独になる。
一人でエンジニアリングの部分は音を決めるもの。
はたしてそうでしょうか???

自分の判断、人の判断共に、時間や聞いている状況で刻一刻と変わって行く。試聴会でさえもそうだと思います。

人がどう思うか?自分がどう思うか?
人がどう変わって行くか?
自分がどう変わって行くか?
そして、大前提として音楽がどう変わっていくかを、捉えているか?
OKの出し所の判断はとても難しいです。

このソフトでものすごく感じたことは、kさんも書いていましたが、『音で囲むことができる』『音のないスポットを作ることが出来る』これは、ものすごいテクニックですよね。
びっくりしました。

定位の論議のメモ
・PfのLo-Hi Hi-Lo
・DrumsのHHや、Tom等、キット全体の定位
・Stringsの定位
 オケの特殊性と、アレンジの特殊性

・PfやDrumsのOHのPanをおっぴろげるか?どうするか?
・Hard定位、Phantom定位、ダイバージェンス

こういったミキシングを要素で、いろいろ話し合って行くと、いろいろな発見がありますよね。

・定位Panning
・音量Dynamics
・音色Freq
etc、