January 3, 2007

2006-7年初に思う、サラウンド環境

年末に研修生のアルバイト先の音響の方と知り合いになり、
サラウンドについてこんなお話をされていました。

「ファッションショーの現場で、先日サラウンド再生を行ったようです」
(T様訂正があったらご連絡ください。)
この、内容を聞いてピンときたのですが、
ファッションショーのSRは、私はあまり担当したことが無いのですが、
でべそや、花道があって、多角的に色々な方向から見る演目や内容には、
サラウンドはとても適しているなと思いました。

包み込むような感じというか、もともと、日本の伝統芸能なども、
額縁芸術(プロセニアム形式)ではなく、能舞台や、宗教の奉納のための踊りなど、
色々な角度で見て聞いてと言うのが多かったような気がします。
お寺のお経の坊さんなんかも、まあ、お客さんに聞かせるものではないけれども、
もともと、立体的なものの事象の演出として、(信仰など見えないものも含む)
音は使いやすいのではないかと思いました。

そして、初夢ではないのですが、
さっきこんな夢を見たので、メモとアイデアの提案として、
2点、サラウンドに向いている音響環境を記しておきます。

@カクテルパーティ
@やくざの葬式

夢の中で、突然この二つは、サラウンドに向いているのでは無いか?
と思ったのです。

もちろん、音楽には無関係ですし、やくざの葬式ビデオを作りたいと思いませんが、
夢の中の掲示を馬鹿にせず考えてみました。

サラウンドソフト制作の中で、もちろん、サラウンドSR再生も視野に入れるべきで、
録音と密接にかかわってくるところであると思う。

音響の要素を習熟する中で、避けては通れない、「カクテルパーティ」だが、
そのカクテルパーティーを本当に、素材として聞かせてくれる先生はいませんでしたよね。
音場を立体的に捕らえる練習ソフトの一要素として、
録音してみたいと思いました。
また、技研などでもその音声認識については研究してると思うのですが、
「聞き分ける」能力と、サラウンドについて、ともに結びつけて考えてみる余地があるかなと思いました。

「やくざの葬式」は夢の中で、真っ黒なスピーカーが、「どんどんどーん」といくつかおいてあり、
その効果の、最たるものは威圧感なのかなと思います。
人間の心理をよく勉強し、ドラマや映画と言う観点でなくても、その音場のサラウンドや音響の効果については、よく理解する必要があるなと思いました。

いずれも、夢の中の戯言ですが、
@音場を立体的に考える
@低域の威圧感や、心理的な効果
@視覚的な効果

サラウンド音響について、年初に思うことをのべさせていただきました。
起きて忘れないうちに書いていて、頭の上にあったのは、SRのスピーカーのカタログで、
昨日酔っ払って寝ようとしたときに、「サブウーハーを増強するか?」ということを、
とうとうと考えていながら寝付いたら、こんな夢を見ました。
帰省先で機材を何も持っていない中で、恐縮ですが、今年も宜しくお願いいたします。
M-AQUA

2 comments:

Anonymous said...

カクテルパーティ
おもしろいアイデアですね。映像もサラウンドで収録して、最初はサラウンドサウンドのみ、次に映像で確認しながら聞くとか。
視覚的な効果
サラウンドを考えるとき映像とは切り離せませんね。映像の基礎勉強とトレンドチェックをと考えています。

Anonymous said...

ラベルを変更しました。
Project#xxxx:Surround Field Recording→Ideas
ご確認下さい。