April 2, 2008

Surround D51 Day1 Update2

(No audio on video)
収録時にが強く対策が必要になりました。(SLの煙の流れで風の強さが確認できます。)

・持ち物
 地図は必須です。周辺の地形を知れば、様々な情報が得られます。
 時刻表も必須です、該当の列車だけでなく、前後の通過列車も重要な情報です。
 時計は最重要です。観光用とはいえ、正確な時間で運行します。

 双眼鏡(あればあったでよいかも、野鳥等の収録では必須)

・雑感
 4月1日当日は、38年ぶりに山梨県にSLが走るということで、多くの人手が予想されました。
 実際は、山梨市の広報車が『まもなく、中央線をSLが走ります』などという、宣伝をしながら、1日中回っていました。
 この広報車の音も、収録上問題ではありましたが、それよりもヘリコプターが沢山飛んでいました。 多くは地元テレビ局か、地元新聞社なのでしょうが、かなり低い所を飛んでいるために、収録されたサラウンド音声に、かなりヘリコの音も入っています。

・収録に関して
 私は心配性なので、真岡鐵道の時もそうでしたが、かなり前から回すことになります。
 96Kですので、容量に要注意です。
 また、多くは線路と平行する場所を探すと、踏切が近くなるのですが、踏切は列車が近づけば必ず警報がなりますから、取り漏れ、録音し忘れ予防にはなります。

 また、前から録音しておけば、遠くの汽笛の音が収録できたりと良いことが多いので、10分程度前からの収録をお勧めします。
 多くの鉄道カメラマンの方は、列車が通過するとすぐに、列車を追っかけるために、車のエンジンをかけて、ブオーンといってしまいます。
 列車の通過前は5分以上、通過後も3分程度は余韻を楽しみたい物です。
 事前に参考にした、SLのCDライブラリー等も、列車の通過のかなり前から録音されておりました。

・風と録音の目的
 当日は風が、ものすごく強く、風対策が必要になりました。
 2回収録しましたが。1回目収録後、ホームセンターで、工事用の電気カサとストッキングを購入して、対処しました。
 風の吹かれには賛否両論あると思いますが、私はこう考えます。

僕たちは、サラウンドを楽しむ目的で、サラウンドSEを録音しているのであって、番組に使用するためにSEを録音しているのではない。
また、市販されている様な販売するためのSEを録音するわけでもない。

番組で使用する前提であれば、NGな風も、録音した日を特定するには良い情報であり、安易にHPF等で切るのもどうかと思う。むろん、風に吹かれないように対策はいろいろやってみるが、録音にいって、ダメなこと等無いと思う。
但し、サラウンドを楽しむには、よりハイクオリティな録音を目指すべきでもあり、チャンスは無限大にあると思う。
多くの音と情報を共有できる、仲間がいる2011だからこそできる録音をしたいと思います。

・R−44の使用上の注意
同期運転は、特別な操作も無く同期しますが、Master/Slaveが別のファイル名にならないhttp://www.blogger.com/img/gl.link.gifように、タイムスタンプをファイル名した方が良いと思います。
再生時に、呼び出されているファイルが別の物であると、別の物同士同じタイムコード(時間位置)でロックしてしまうので注意です。

また、電池を入れかえたときに、各種設定が変更されてしまう場合があります。
ファイルの形式ですが、mono×4でも、良いのですが、FL-FRの関係等が崩れると、あとで理解しにくいので、推奨では(Stereo×2)×2台(Master Slave)が良いようです。(R-44取扱説明書P.67によると88.2kHz以上の場合はmono*4では使えません。)

電池の持ち時間は、ノイマンKM184を使用した場合でも、4本で半日は持ちます。
H2もそうですが、R-44もオートパワーオフが無いので要注意です。
By.{Tomi}@surround2011.org

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