April 30, 2011

SurroundCafe Final#0154! サラウンドカフェ ファイナルを終えて


今まで2chで聴いていたお気に入りの歌手の音楽を、サラウンドで鑑賞させて頂いた最後のサラウンドカフェ。
視聴したのは以下の4曲。リア→センター→フロントの順でスピーカー毎に聴こえた音をMEMOとして記載します。

・Queen:A night at the opera-You're My Best Friend(dts)
Ls,Rs:Vo(リバーブ成分)、コーラス(メイン)ギター、ピアノ(LsRsのみ)、ドラム(L,Rのメインより若干薄め?)
C:Vo(薄く)、ベース&ドラム(薄く) →全体的にC は小さめの音量
L,R:Vo(メイン)、ギター&ベース(薄く)、ドラム(メイン)

※Cにメインの音源が一つも入っていない為、L,R,Ls,Rsの4chが際立ち、かつL,RからVoメイン、Ls,RsからVo(リバーブ成分)とコーラス(メイン)が流れる事でQueen独特のハーモニーが強調されていた。

・Eagles:Hotel California-Hotel California(DVD Audio)
Ls,Rs:Vo(薄く)、コーラス(薄く)、ギター(メイン)、ドラム(薄く)、コォーッというSE(回転)
C:Vo(薄く)、ギター(メイン)、ドラム(薄く)、コォーッというSE(一回のみ)
L,R:Vo(強めのリバーブ成分)、コーラス(メイン)、ギター(リバーブ成分)、ベース(メイン)、ドラム(メイン)、コォーッというSE(回転)

※普通のVoがなく、強めのリバーブ成分をL,Rから出すことで、この曲の特徴の重く切ない曲調を一層深めていたと思う。
またギターの音をLs,Rsから出すことで、サラウンド感を強く感じることが出来た(見直してみると、サラウンド入門p134~135にも『Ls、Rsにオリジナル音源:リバーブはL,Rという組み合わせというリアチャンネルからの明確な音源の再生は、不安や驚きを表す場合にのみ有効』と記載してあった)
さらに、LFEから出るドラムのキックがリズムを刻んでいたのも、曲調を深める役割を果たしていた。


・Oasis:morning glory-Hello(DSD)
Ls,Rs:Vo(リバーブ成分)、ギター(薄く)、ドラム(時々)、信号音のSE
C:Vo(強めのリバーブ成分)&Vo(メイン)、機械的なVo音源、ギター(とても薄く)、キック(とても薄く)
L,R:Vo(メイン)、ギター(メイン)、ドラム(メイン)

※Cに入っている音源がとても特徴的で、2chの時に全く気づかなかった音源が色々あり、個別で視聴しているときは驚きの連続だった。
しかし、Ls,Rsにメインの音源がない分、全体で聴いた時フロントに音源を感じやすく、個々で聴いた時の音源の特徴が薄れてしまった気がした。


・Oasis:morning glory-morning glory(DSD)
Ls,Rs:Vo(リバーブ成分)、セリフ、ギター(メイン)、ヘリのSE(回転)
C:Vo(リバーブ成分)、ギター(薄く)、ベース(メイン)、シャカシャカというSE(メイン)
L,R:Vo(メイン)、ギター(メイン)、ドラム(メイン)

※Ls,RsとCに入っているVoのリバーブ成分だが、時間差を持たせていた。
L,Rに一番メインの音が詰まっている感じがして、Ls,Rsを聴かない状態でも違和感なく聴けた。


総括
本当に貴重な体験でした。普段サラウンドCDを視聴する際は何も内容が分からない状態からのスタートですが、今回は普段何度も聴いている曲ばかり。
なのでLs,Rsのみ→Cのみ→L,Rのみ(Ls,Rs,Cのみ)など分解して聴く事で、普段ではわからない楽器の音や、素材音を個々に聴くことが出来ました。ただし今回一つ強く感じたのは2chでは大好きなOasisでしたが、今回聴いた2曲ともVo、ギター、ドラムのメインがL,Rに定位して為、サラウンドとしての驚きは少なく、個人的にメインのどれかをリアに定位させる音楽が好みなのだと再確認しました。

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